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15- D- 0304 201 5 年 7 月 2 3 日
株式会社日本格付研究所(J C R)は、以下のとおり信用格付の結果を公表します。
マ
ツ
ダ
株式会社
(証券コード:7261)【据置】
長期発行体格付 A−
格付の見通し 安定的
債券格付 A−
発行登録債予備格付 A− ■ 格付事由
(1) 国内中位の自動車メーカー。走行性能を特色とした中・小型車に経営資源を集中する戦略を進め、現在、 燃費改善とコスト低減が見込める SK Y A C T IV 搭載車を投入している。グローバル販売の約 7 割を国内で 生産し、国内生産台数の約 8 割を欧米等を中心に輸出している。15 年 4 月に発表した「構造改革 ステー ジ 2 (17/ 3 期∼19/ 3 期)」では 19/ 3 期経営指標として、グローバル販売台数 165 万台、営業利益率 7%以 上、自己資本比率 45%以上等を掲げている。15 年5 月に、トヨタ自動車と環境技術、先進安全技術など の分野で具体的な協業の検討を開始すると発表した。
(2) SK Y A C T IV 搭載車の販売好調を背景に連結業績は好調を維持している。SK Y A C T IV搭載車の導入に伴う商 品力向上とコスト低減により自動車 1 台当り粗利益が大きく改善している。14/ 3 期に黒字化した北米セ グメントは、メキシコ工場の順調な立ち上げと販売好調により 15/ 3期にセグメント営業利益379億円を 計上した。自動車 1 台当り粗利益の改善に加え、グローバル生産体制の再構築も進みつつあることから、 今後も堅調な収益推移が見込まれる。高水準の設備投資が続いてきたが 15/ 3 期で一段落する見込みであ り、従前より水準の切り上がった利益・キャッシュフローにより、引き続き財務体質の改善・強化が続く と予想される。以上から格付を据え置き、見通しを安定的とした。
(3) 15/ 3 期は 当社の最 量販車である 新型「 Mazda3」 (アクセラ) の拡販効 果を牽引役 に過去 最高の営 業利益 2, 029 億円を計上した。16/ 3 期は海外工場稼働に伴う償却費増に加えて、次世代技術開発の強化による 研究開発費の増加などが減益要因となるが、SK Y A C T IV 搭載車の拡販効果の継続により、3. 5%増益の営 業利益2, 100 億円を計画している。設備投資は15/ 3 期で一段落し、16/ 3 期以降は 1, 000 億円程度に留ま る見通しである。ネット有利子負債(15/ 3 期末 1, 719 億円)は今後も中期的に減少する可能性が高く、 17/ 3 期末でのネットキャッシュポジションも視野に入る。
(4) 14年 1月に稼働開始したメキシコ工場は北米、中南米、欧州向けの輸出拠点として重要であり、16/ 3期 にはトヨタ社向け小型車を含む 23 万台を生産する予定である。海外生産比率は同工場の生産本格化に伴 い、13/ 3期 27%から 16/ 3 期に 40%程度に上がる見通しである。トヨタ自動車との協業については、こ れまでも同社のハイブリッドシステム技術のライセンス供与などで業務提携を行ってきており、今後の協 業拡大による効果についてもフォローしていく。
(担当)窪田 幹也・上村 暁生 ■ 格付対象
発行体:マツダ株式会社 【据置】
対象 格付 見通し
長期発行体格付 A- 安定的
対象 発行額 発行日 償還期日 利率 格付
第 26 回無担保社債(社債間限定同 順位特約付)
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対象 発行額 発行日 償還期日 利率 格付
第 27 回無担保社債(社債間限定同 順位特約付)
200 億円 2014 年 7 月 18 日 2019 年 7 月 18 日 0. 323% A-
対象 発行予定額 発行予定期間 予備格付
発行登録債 800 億円 2014 年 4 月 5 日から 2 年間 A-
格付提供方針に基づくその他開示事項
1. 信用格付を付与した年月日:2015 年 7 月 21 日
2. 信用格付の付与について代表して責任を有する者:島田 卓郎
主任格付アナリスト:窪田 幹也
3. 評価の前提・等級基準:
評価の前提および等級基準は、J C R のホームページ(http:/ / www. jcr. co. jp)の「格付方針等」に「信用格付の種類
と記号の定義」(2014 年 1 月 6 日)として掲載している。
4. 信用格付の付与にかかる方法の概要:
本 件 信 用 格 付の 付 与 にか か る方 法 の 概 要 は、 J C R の ホ ー ムペ ー ジ ( http:/ / www. jcr. co. jp) の 「 格 付 方針 等 」 に 、
「コーポレート等の信用格付方法」(2014 年 11 月 7 日)、「自動車・自動車部品」(2012 年 3 月 26 日)として掲載し
ている。
5. 格付関係者:
(発行体・債務者等) マツダ株式会社
6. 本件信用格付の前提・意義・限界:
本件信用格付は、格付対象となる債務について約定通り履行される確実性の程度を等級をもって示すものである。
本件信用格付は、債務履行の確実性の程度に関しての J C R の現時点での総合的な意見の表明であり、当該確実性
の程度を完全に表示しているものではない。また、本件信用格付は、デフォルト率や損失の程度を予想するもので
はない。本件信用格付の評価の対象には、価格変動リスクや市場流動性リスクなど、債務履行の確実性の程度以外
の事項は含まれない。
本件信用格付は、格付対象の発行体の業績、規制などを含む業界環境などの変化に伴い見直され、変動する。ま
た、本件信用格付の付与にあたり利用した情報は、J C R が格付対象の発行体および正確で信頼すべき情報源から入
手したものであるが、当該情報には、人為的、機械的またはその他の理由により誤りが存在する可能性がある。
7. 本件信用格付に利用した主要な情報の概要および提供者:
・ 格付関係者が提供した監査済財務諸表
・ 格付関係者が提供した業績、経営方針などに関する資料および説明
8. 利用した主要な情報の品質を確保するために講じられた措置の概要:
J C R は、信用格付の審査の基礎をなす情報の品質確保についての方針を定めている。本件信用格付においては、
独立監査人による監査、発行体もしくは中立的な機関による対外公表、または担当格付アナリストによる検証など、
当該方針が求める要件を満たした情報を、審査の基礎をなす情報として利用した。
9. J C R に対して直近 1 年以内に講じられた監督上の措置:なし
■留意事項
本文書に記載された情報は、J C Rが、発行体および正確で信頼すべき情報源から入手したものです。ただし、当該情報には、人為的、機械的、また
はその他の事由による誤りが存在する可能性があります。したがって、J C Rは、明示的であると黙示的であるとを問わず、当該情報の正確性、結果、
的確性、適時性、完全性、市場性、特定の目的への適合性について、一切表明保証するものではなく、また、J C Rは、当該情報の誤り、遺漏、また
は当該情報を使用した結果について、一切責任を負いません。J C R は、いかなる状況においても、当該情報のあらゆる使用から生じうる、機会損失、
金銭的損失を含むあらゆる種類の、特別損害、間接損害、付随的損害、派生的損害について、契約責任、不法行為責任、無過失責任その他責任原因
のいかんを問わず、また、当該損害が予見可能であると予見不可能であるとを問わず、一切責任を負いません。また、J C Rの格付は意見の表明であ
って、事実の表明ではなく、信用リスクの判断や個別の債券、コマーシャルペーパー等の購入、売却、保有の意思決定に関して何らの推奨をするも
のでもありません。J C Rの格付は、情報の変更、情報の不足その他の事由により変更、中断、または撤回されることがあります。格付は原則として
発行体より手数料をいただいて行っております。J C Rの格付データを含め、本文書に係る一切の権利は、J C Rが保有しています。J C Rの格付データ
を含め、本文書の一部または全部を問わず、J C R に無断で複製、翻案、改変等をすることは禁じられています。
■用語解説
予備格付:予備格付とは、格付対象の重要な発行条件が確定していない段階で予備的な評価として付与する格付です。発行条件が確定した場合には 当該条件を確認し改めて格付を付与しますが、発行条件の内容等によっては、当該格付の水準は予備格付の水準と異なることがあります。
■NR S R O 登録状況
J C R は、米国証券取引委員会の定める NRSRO(Nationally Recognized Statistical Rating O rganization)の 5 つの信用格付クラスのうち、以下の 4 クラ スに登録しています。(1)金融機関、ブローカー・ディーラー、(2)保険会社、(3)一般事業法人、(4)政府・地方自治体。
■ 本件に関するお問い合わせ先